オーストラリアの観光ビザと持ち物リストについて

この記事では、ビザ取得から検閲事項まで、オーストラリア旅行に関するあらゆる事前準備について詳しく解説します。さらに、現地での安心な滞在のために必要な持ち物や知っておくべきポイントもお伝えします。

空港でパスポートと搭乗券を持つ男性の手の写真

オーストラリア入国時に必要な書類

パスポート

パスポートは有効期限が6か月以上残っている必要があります。到着時に提示する必要があるので、十分な有効期限を確認し、必要であれば前もってパスポートの切替申請をしておきましょう。

航空券

入国時には往復または次の行き先への航空券の提示が求められることがあります。

観光ビザ(ETAS)

観光目的の入国で、90日以内の短期滞在予定の場合、ETAS(イータス)と呼ばれる電子入国許可登録システムに申請し、取得する必要があります。アプリから申請が可能です。具体的な申請の仕方は、オーストラリア政府による日本語ガイドを参考にしてください。

入国カード

到着時に入国カードの提出が求められます。機内で、カードを受け取り、必要事項を正確に記入しておきましょう。入国カードは、法的書類ですので、渡航者本人が記入する必要があります。


滞在先の情報

オーストラリアでの滞在先の住所や連絡先を知らせる必要があります。入国カードに記入する必要があるので、ホテルの名前、住所を事前にメモしておきましょう。また、予約確認なども携帯しておくと良いでしょう。

通関規定について

荷物の通関はとても厳しく、国内の植物や動物の健康を守るため、さまざまな制限や規制が設けられています。持ち込み可能な物や制限がある物に十分注意しましょう。また、検閲で持ち込み物に聞かれたときに困らないように、薬や食品の英語訳をメモしておくと便利でしょう。

持ち込みに注意が必要な物品や検閲についての詳細は、オーストラリア在日大使館の公式サイトから確認できます。

オーストラリア旅行の際の必需品

クレジットカード

オーストラリアはカード社会です。コロナの影響により、現金を受け付けていないお店もありますので、現地で使えるクレジットカードを用意しておきましょう。また、アメックスに対応していないお店も多いので、注意が必要です。ビザかマスターカードも持って行くようにしましょう。

日焼け止め

オーストラリアは、紫外線が強力です。皮膚癌や日焼け対策のために、日焼け止めは必須アイテムです。

花粉症の薬(8月〜11月渡航予定の場合)

オーストラリアは、五人に一人が花粉症にかかっていると言われるほどの花粉大国。特に春になると、多くの植物が花を咲かせ、花粉を放散する傾向があります。8月から11月の間に旅行を予定している方は、花粉症対策グッズを持参することをお勧めします。

保湿クリーム

オーストラリアは日本と比べて、とても乾燥しています。いつも使っているものより保湿力が高いクリームが必須です。

変換プラグ

オーストラリアのType Iと呼ばれるコンセントが使われており、形状が日本と異なるため、変換プラグが必要になります。

また、日本では100Vが標準ですが、オーストラリアでは240Vが標準です。コテやドライヤーなどを日本から持ち込む場合は、必要に応じて変圧器を使用するか、対応している変換プラグのみを使用しましょう。 

地域や季節にあった服装

オーストラリアの気象は多様で、北部の熱帯気候から南部の温暖な気候までさまざまです。

また、オーストラリアは南半球に位置しているために、日本とは季節が逆転しているので注意が必要です。オーストラリアでは12月から2月が夏であり、6月から8月が冬となります。

旅行前に地域ごとの気象情報を確認し、適切な服装を準備することが重要です。これからオーストラリア旅行を予定されている方は、こちらの季節・エリア別服装完全ガイドを是非ご覧ください。

 
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