【完全網羅】オーストラリア旅行の服装やお勧めの時期は?地域別に気候を解説。

夏服が入っているピンク色のスーツケース

気象情報や、服装について

オーストラリアの気象は多様で、北部の熱帯気候から南部の温暖な気候までさまざまです。

また、オーストラリアは南半球に位置しているために、日本とは季節が逆転しているので注意が必要です。オーストラリアでは12月から2月が夏であり、6月から8月が冬となります。

旅行前に地域ごとの気象情報を確認し、適切な服装を準備することが重要です。今回は地域別に旅行に備えたおすすめの服装をご紹介します。

ケアンズの気候と服装

ケアンズは熱帯気候で、高温多湿が一般的です。気象は大きく雨季と乾季に分けられており、雨季には蒸し暑い日が続きます。


年中日差しが強いので、日焼け対策として、広いつばの帽子や日焼け止め、サングラスも忘れずに持っていきましょう。


  • 雨季(11月から3月)はケアンズでの降水量が増え、蒸し暑い日が続くことが多いです。半袖のシャツや短パンなど風通しの良い服が適しています。雨に備えて、防水の軽量なアウターウェアや撥水処理された靴も持っていくと便利です。


  • 乾季(4月~10月)は比較的涼しく快適な気候です。半袖のシャツや軽いジャケット、長袖シャツなどが適しています。夜間は冷え込むこともあるので、薄手のカーディガンやジャケットを持参しておくと安心です。


  • 春季(9月~11月)は、乾季の終わりで、湿度が高まり始める時期です。平均気温は、20.5 ~ 29°C程度です。


  • 夏季(12月~2月)は、高温多湿であり、平均気温は23度から31度ほど。日中は気温が30度以上に達することがよくあり、特に雨がよく降る時期でもあります。


  • 秋季(3月~5月)は、まだ昼夜ともに非常に暖かい日が続きます。気温は平均で21.5〜29°C。4月から雨が収まりますが、8月まで風の強い日があります。主に南東からの風が10月まで続きます。


  • 冬季(6月~8月)は比較的に涼しく、湿度も低いころから、観光のベストシーズンとされています。平均気温は、17.5 - 26°Cほど。


注意しておきたいのが、履物。リゾート地でリラックスしたイメージが強いケアンズ。一般的には、カジュアルで快適な服装が好まれますが、高級レストランや一部のホテルのラウンジ、バーなどではドレスコードが設けられていることもあり、ビーチサンダルでの来店をお断りしているところも存在するので注意が必要です。


高級レストランやホテルのバーへの来店を考えている方は、公式サイトで事前にドレスコードを確認し、必要であれば、ビーチサンダル以外のTPOに適した靴やコーディネートも忘れずに持参しましょう。

ゴールドコーストの気候と服装

ゴールドコーストは、年間約300日の日照時間を持つ亜熱帯気候です。クイーンズランドと同じく基本的に温暖な気候が広がっています。

春から秋にかけては、ビーチやアウトドアアクティビティが豊富な観光地なので、水着やサンダル、日焼け対策アイテムも忘れずに持参すると良いでしょう。

  • 春季(9月~11月)の平均気温は、16度から25度程度です。日中は乾燥していますが、特に9月にかけて風の強い日が続きます。風通しの良いTシャツなどと共に、薄手のカーディガンなども持っていくと安心です。

  • 夏季(12月~2月): 夏は暑く湿度も高いです。平均気温は、21度から28度ほど。また気温は30度以上に上がることが多々あります。風通しの良い半袖のシャツやショートパンツ、薄手のワンピースなどが適しています。日差しも強いので、帽子や日焼け止めも忘れずに。

    2月は最も降水量が多く、平均して184mmの降水があります。午後遅くから夕方にかけては、短時間で熱帯性の嵐がよく発生しますので、渡航を計画する際に考慮が必要です。

  • 秋季(3月~5月): 秋は比較的快適な気温が続く季節です。海水温度も平均25度と、まだ泳ぐことができるくらい暖かく、夏よりも乾燥していて、降水量も少ないため、観光ベストシーズンとされています。

    日中は平均25度前後とあったかいですが、夜間は平均18 度程度と冷え込みますので、薄手のジャケットやセーターも忘れずに持っていきましょう。日差しの影響も考慮して、帽子やサングラスが便利です。

  • 冬季(6月から8月): 冬は乾燥した晴れの日が多く、平均気温は12.5 度~ 21.5度ほど。服装は、薄手のジャケットや長袖のシャツ、ジーンズが適しています。


    日中の気温は20度前後ですが、秋季に続き、夜間は冷え込みますので、セーターやコートを持っていくと安心です。また海水温度は平均21度台までさがりますので、海で泳ぎたいかたには適していないかもしれません。

シドニーの気候と服装

シドニーの気候は一般的に温暖であり、四季がはっきりしているのが特徴です。

  • 春季(9月~11月)の平均気温は、11度から23度程度で比較的快適な気候です。日中は暖かいですが夜間は冷え込むことも。風通しの良いTシャツなどと共に、薄手のカーディガンなども持っていくと安心です。

  • 夏季(12月~2月)は、暑く湿度も高いです。平均気温は、18度 から 25度ほどですが、湿度が平均65%と高めなことが特徴です。風通しの良い半袖のシャツやショートパンツなど涼しい夏服を持っていくとよいです。日差しも強いので、帽子や日焼け止めも忘れずに持っていきましょう。ビーチやアウトドアアクティビティを楽しみたい方にはベストシーズンとされています

  • 秋季(3月~5月)は平均14度から22度と、比較的快適な気温が続く季節です。夏よりも乾燥していて、降水量も少ないた快適に過ごせます。町の散策やショッピング、観光名所めぐりなどを優先して楽しみたい方には、最適な時期といえます。

  • 冬季(6月から8月)の平均気温は、8度から17度と肌寒い日が多いです。また日本と同じく6月は降水量が一番多い時期とされています。服装は、コートやセーター、ジーンズが適しています。

メルボルンの気候と服装

ルボルンの気候は、「一日に四季を体験できる都市」と形容されるほど、移り変わりが激しいのが特徴です。シドニーほどの安定性はないものの、メルボルンでもしっかりと四季が訪れます。

  • 春季(9月~11月)の平均気温は、9度から19度程度で少し肌寒い気候です。また、年間で最も気温の変化が激しいとして知られています。筆者もメルボルンに10年以上住んでいますが、一時間前まで晴れていたのに急に雨が降り、気温が急激に下がったり、また30分後にはまた晴れに戻ったりと、春は本当に天気が読めません。10月は一番降水量が多い時期ですので、防水着も忘れずに持っていきましょう。様々な気候に対応できるように、Tシャツや薄手の長袖からジャケットまで幅広い用意することをお勧めします。

  • 夏季(12月~2月)非常に暑く乾燥していることが特徴です。平均気温は、18度から 25度ほどですが、一月と二月は特に暑い日が多く、時折40度を超えることもあります。風通しの良い半袖のシャツやショートパンツなど涼しい夏服を持っていくとよいでしょう。日差しが強くとても乾燥しているので、帽子や保湿性の高い日焼け止めも忘れずに持っていきましょう。ビーチやアウトドアアクティビティにはベストシーズンとされています

  • 秋季(3月~5月)は平均10度から20度と、比較的快適な気温が続く季節です。晴れの日が多く、気温がが比較的安定していることが特徴です。ビーチでのアクティビティよりも、観光を優先して楽しみたい方には最適な時期といえます。

  • 冬季(6月から8月)の平均気温は6度から14度と低温で寒い日が続きます。ビクトリア州の北部地方では雪が降ることも。メルボルン市内も、基本的に曇り空の寒い日がほとんどで、早朝や夜間は霧が吹くこともあります。服装は、コートやセーター、ジーンズなどの冬服を持っていきましょう。

タスマニアの気候と服装

タスマニアにも四季が存在しますが、メルボルンやシドニーに比べて平均温度が低い傾向があります。

  • 春季(9月~11月)の平均気温は、7度から16度程度で肌寒い気候です。また、年間で最も降水量が多い時期でもあります。防水ジャケットや上着、薄手の長袖などを持っていくとよいでしょう。

  • 夏季(12月~2月)の平均気温は、11度から 20度と比較的暖かく快適な気温で、観光にはベストシーズンとされています。日中に着るための、風通しの良い半袖のシャツやショートパンツなどの夏服と涼しい夜間時に着るカーディガンや薄手のジャケットなどを持っていくとよいでしょう。

  • 秋季(3月~5月)の平均温度は8度から17度で、肌寒くも、穏やかで晴れた天気が続きます。服装は、セーターや長袖のシャツが適しています。夜間は冷え込むことがあるため、暖かいアウターも必要です。

  • 冬季(6月から8月)になると、南極からの南風の影響で非常に冷え込みます。タスマニアの冬はオーストラリアで一番寒く、日中の平均気温は5度から12度ほどで、夜間の気温は最低で3度まで下がることもあります。厚手のコートやセーター、手袋などの冬服がが必要になります。

ウルルのの気候と服装

エアーズロックで知られるウルルの気候は極端で、日中は非常に暑く、冬は冷え込む傾向にあります。

  • 春季(9月~11月)の平均気温は、13度から30度程度で比較的熱い日が続きますが、夜は冷え込むこともあります。風通しの良い半袖のシャツやショートパンツなどと共に薄手のカーディガンやジャケット持っていくとよいでしょう。

  • 夏季(12月~2月)の平均気温は、20度から 35度で、最高温度は約40度と非常に暑い日が続きます。風通しの良い半袖のシャツやショートパンツなどの夏服を持っていくとよいでしょう。帽子や日焼け止めクリームも忘れずに持っていきましょう。

  • 秋季(3月~5月)は、温暖な日々と涼しい夜が続く、ウルルを訪れるのに、ベストシーズンになります。平均温度は12度から27度ほど。服装は、基本的に夏服が適していますが、夜間は冷え込むことがあるため、ジャケットやカーディガンなどの羽織も必要です。

  • 冬季(6月から8月)になると、平均気温は4度から20度ほどで、夜間の気温は0度以下までまで下がることがあるので、防寒対策が必要です。セーターやジーンズと共に、厚手の上着も持っていきましょう。

オーストラリアへ渡航を予定している方へ

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