【ノマド必見】メルボルン在住者が厳選!テレワークに使えるおすすめカフェ5選

オーストラリアの働き方について

コロナ渦後のテレワークの継続

コロナウイルス感染症の影響で、日本と同じく、オーストラリアでもテレワークが急速に普及しました。コロナが収束した現在でも、多くのオーストラリアの企業がテレワークを引き続き継続しています。

オーストラリアの統計局による2023 年 8 月に行われた調査では、オーストラリア人の 37% が定期的に在宅勤務を行っているという結果が出ています。2021年の調査結果の約40パーセントからは減少したものの、パンデミック前の割合に比べると5%を上回っており、コロナ感染症拡大が、オーストラリア人の働き方に変化をもたらしたことが明らかになりました。

現在では、多くの職種で在宅勤務が一般的となり、多くの企業は、テレワークとオフィス勤務を組み合わせ、曜日や必要に応じて働く場所を選択することができるハイブリッドワークを導入しています。

申請した者勝ち?!オーストラリア公務員の驚きのテレワークの事情

オーストラリア国家公務員労働組合(CPSU)は2023年7月、 全国家公務員の在宅勤務を含む柔軟な勤務形態への選択権利を大幅に改善することに、オーストラリア連邦政府と合意した、と発表しました。

国家公務員の働き方の選択が大々的に保護される内容が国内で大きな話題を呼びました。具体的な合意内容は、以下の通りです。


  • すべてのオーストラリア連邦政府職員へ与えられる権利

    在宅勤務を含む柔軟な勤務形態を要求できる権利がすべての職員に与えられる。


  • フレキシブルワークへの上限なし

    オーストラリア連邦政府機関は、連邦政府職員に1週間に在宅勤務できる日数に上限を課することは許されない。


  • YES へのバイアス

    オーストラリア連邦政府機関は、職員リクエストを承認することに最善を尽くすことが求められること。 職員の状況を考慮し、真剣に合意に達しようとした後、承認しない明確なビジネス上の理由がある場合にのみ、リクエストを拒否できる。


  • 独立した外部監査組織による審判

    雇用主が誠実に合意に達しようとせず、要求を検討するために必要な手順に従わない場合、CSPU の組合員が雇用主と問題を解決できるようサポートすることができ、必要に応じて公正労働委員会で、決定事項に異議を申し立てることができる。


合意内容は、オーストラリア連邦政府職員にのみに当てはまるものですが、このニュースから、従業員の労働権利がきっちりと守られているオーストラリアの勤務形態が覗えますね。

そんなテレワーカーが多く存在するメルボルンには、パソコン作業のための環境が整っているカフェが多く存在します。

この記事では、メルボルン在住歴10年以上で週二日はテレワークで働いている私が、実際に利用してお勧めできる、カフェを5件紹介します。

 

メルボルンで無料Wifiにアクセスする方法

ビクトリア州政府は、メルボルン市内中心部には、Wi-Fi にアクセスできるホットスポットが 400 以上導入しています。市内の歩道や、駅そしてマーケットなどの野外で使うことを前提として設置されていますが、室内でも、CBD内の道路に面している建物内であれば多くの場所から、こちらのネットワークに無料でアクセスすることが可能です。

こちらのWifiは、ビクトリア州政府が民間通信会社 と連携して提供しているもので、端末ごとに 1 日あたり最大 5 GB まで使用できます。 アクセスするために個人情報やパスワードを入力したり、ポップアップ広告を待ったりする必要もないので安心して利用することができます。

無料Wifiへのアクセスの仕方

  1. パソコン・スマホで、接続可能なネットワークを検索

  2. 「VicFreeWiFi」を選択

  3. 利用規約に同意する

ホットスポットの場所はインタラクティブマップから、検索可能です(地図を見る)。

 

ノマドカフェ選びのポイント

☑ 一人で居ても浮かない

メルボルンでは、基本的にカフェは社交の場として利用されています。友人や家族で和気あいあいとしている隣で、パソコン作業をするのは、少し気まずいですよね。

場所によっては一人で、コーヒーだけ頼んで飲んでいると、少し肩身のせまい思いをしてしまうことも。グループで賑わってるところに、一人でいても、落ち着いてくつろげませんよね。この記事では、一人でも入りやすいカフェに特化して紹介していきます。

☑ テレワークや会議をしている人が多い

テレワーク用のカフェを選ぶにあたって、カフェの雰囲気や客層を重要視されている方も多いのではないでしょうか?この記事では、パソコン作業に打ち込むノマドワーカーや、ミーティングを行うサラリーマンやOLなど、働く人々に人気のカフェを厳選して紹介します。

☑ コーヒー一杯で長居できる

ブランチなどで人気のカフェは、回転の速さが勝負!そういったカフェで、コーヒーだけ頼んで、小一時間居座るのは、非常に難しいです。せっかくカフェにきたからには、長居して生産性のある時間を過ごしたいところ。今回は、せかされずに、コーヒーを一杯ゆっくり落ち着いていただけるカフェだけを紹介しています。

☑ コーヒーのクオリティ

せっかくコーヒーの街、メルボルンにいるのですから美味しいコーヒーをいただきたいですよね。こちらでは、メルボルン在住歴10年以上の筆者が、実際に行って、雰囲気だけでなく、コーヒーのクオリティも高いカフェのみ厳選して3軒紹介します。

ノマドワーカにおすすめのカフェ5選

① 静かにパソコン作業をしたいときに!図書館の中にある『Guild Cafe』

Guild Cafeは、ビクトリア州立図書館内の読書室のすぐ隣に位置しています。メインエントランス付近にあるカフェ、Mr Tulkよりも比較的静かなところが特徴です。

図書館の中のカフェというだけあって、勉学に勤しむ学生やパソコン作業をするテレワーカーなどの利用客がほとんどなので、気兼ねなく仕事に打ち込むことができます。また、図書館のすべてのエリアで無料のWifiを利用することができるのも、ノマドワーカーには嬉しいポイント。

さらに、メルボルンを代表するコーヒー・ロースターである、St Aliのコーヒー豆を利用しているので、仕事をしながら、美味しいスペシャリティーコーヒーを堪能することができるのもこちらのカフェのおすすめポイントです。

 

基本情報

住所

📍285 Russell St, Melbourne VIC 3000 (地図をみる)*

営業時間

月曜~金曜 8AM - 3PM

*Guild Cafeは、図書館のメインエントランスであるスワンストン・ストリートではなく、ラッセル・ストリート沿いのエントランス付近に位置しています。

 

➁ コーヒー焙煎所によるハイクオリティカフェ『Code Black Coffee 360』

Code Blackは2012年にメルボルンのサブカルチャーの聖地、ブロンズウィック発祥のスペシャリティーコーヒー焙煎所です。ロースターだけでなく、メルボルン内で計6件のカフェを運営しています。コーヒーロースターが運営しているカフェなので、言わずもがな、上質なコーヒーがいただけます。

数ある店舗の中でも、ノマドワーカーにおすすめなのは、コリンズ・ストリート位置する店舗。無機質でミニマリストなインテリアが仕事に集中しやすい環境を作り出しています。

また、大手企業が集うオフィスビルの一階に位置していることから、サラリーマンやOLがカジュアルな会議やクライアントとのミーティングな場として利用しています。オフィスビル内にあることから、コーヒー片手に、パソコン作業やミーティングをしている方中心の客層なので、ノマドワーカーも入りやすいのが特徴です。

 

基本情報

住所

📍360 Collins St, Melbourne VIC 3000 (地図をみる)

営業時間

月曜日 7.30AM - 4PM

火曜日 7AM - 4.30PM

水曜日 7AM - 4.30PM

木曜日7AM - 4.30PM

金曜日 7.30AM - 4PM

土曜日定休日

日曜日定休日

 

③ 大手企業OLで賑わう上品なおしゃれカフェ『Dame』

Dameは、ソフィテルホテル、オフィスビルそして飲食店や衣料品店などが集う、メルボルンを大行する大規模な複合施設コリンズ・プレイスの一階にお店を構えています。

落ち着いたピンク色に彩られた内装と、クラシック音楽が流れる店内には、仕事前に談笑するおしゃれなOLやスーツを纏ったビジネスマンで賑わっており、上品で洗練された雰囲気が漂っています。

長時間座っていても疲れないソファ席が多く用意されており、パソコンを作業や長めのミーティングなどの際の利用に向いています。前述した無料のWifi、VicFreeWifiもカフェからアクセスが可能なので、インターネット環境も整っています。

プライベートで雑談を楽しむ利用客は少なく、ミーティングや仕事の合間にカフェに来ているオフィスワーカーがほとんどなので、一人でも入りやすいのも、こちらのカフェの良いところです。

内装が全部ピンク色で、とても可愛いので、仕事がしやすいだけでなく写真映えにもこだわりたいノマドワーカーにはおすすめのカフェになります。

 

基本情報

📍 35 Collins St, Melbourne VIC 3000


営業時間

月曜日 7AM - 5PM

火曜日 7AM - 5PM

水曜日 7AM - 5PM

木曜日 7AM - 7PM

金曜日 7AM - 7PM

土曜日 8AM - 3PM

日曜日 定休日

 

④ 眺めが最高!高層階カフェ『Little Bang Espresso』

Little Bang Espressoは、コワーキングスペース「Space & Co」の中にあるカフェ。都会の喧騒から離れて、静かにパソコン作業に打ち込みたい方に一押しのカフェです。

カフェとしてだけでなく、シティービューを一望できる絶景スポットとしてもおすすめのスポットです。22階にあるカフェの大きな掃き出し窓からは、ヤラ川やメルボルン王立公園、ポートフィリップ湾を見渡す美しい眺めが広がっています。

メルボルン市内中心部に位置していますが、高層階にあることから、コワーキングスペースを利用されている方以外でこのカフェを知るお客さんは非常に少ない知る人ぞ知る穴場スポットとなっています。ソファ席には、コンセントも完備されており、ノマドワーカーが働くための環境が整っています。

住所や行き方などの詳しい情報は、下記の記事をご参考ください。

 
 

⑤ RMIT大学の教授&学生ご用達『Poolhouse Coffee』

Poolhouse Coffeeは、RMIT大学付近に位置する脇道に佇む隠れ家カフェ。大学に近いことから、勉学に勤しむ大学生や、出勤前に新聞を読む教授で賑わっています。

スワンストン・ストリートから狭い脇道に入ると、レンガ造りの外壁のカフェがひっそりと佇んでいます。白色で統一された内装が、清潔感あふれる明るく爽やかな空間を作り出しています。

常連客が多く、フレンドリーなスタッフと名前で呼び合ったり、その日の出来事などの雑談を交えたりコーヒーを注文する姿を伺うことができ、アットホームな雰囲気が漂っています。

コーヒーをテイクアウトする学生や、一人で新聞を読みに来ているオフィスワーカーが中心の客層で、一人客専用席もあるので、一人でゆっくり作業をしたいノマドワーカーにおすすめのカフェです。

 

基本情報

📍 6 Franklin St, Melbourne VIC 3000 (地図をみる)


営業時間

月曜日 7AM - 3PM

火曜日 7AM - 3PM

水曜日 7AM - 3PM

木曜日 7AM - 3PM

金曜日 7AM - 3PM

土曜日 定休日

日曜日 定休日

 

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