オーストラリア発祥の日本未上陸ファッションブランド14選!【ファストファッションから高級ブランドまで】

オーストラリアのファッションの特徴

ショッピングバックを抱えたサングラスをした外国人女性

オーストラリアでは、個性を尊重する文化が強く根付いており、その影響がファッションにも顕著に現れています。個々のスタイルを確立することがおしゃれとされ、一般的な傾向にとらわれない独自のファッションが重視されています。そのため、ファッションブランドも非常に多様で、特定のターゲット層を絞り込むことにこだわるブランドが数多く存在しています。


また、オーストラリアは移民大国であり、2021年の国勢調査によれば、約半数のオーストラリア人が海外で生まれたか、少なくとも一人の親が海外で生まれたというデータが明らかになっています。この多様性はファッションにも影響を与え、エスニックなデザインや世界中の民族衣装からの影響が強く反映されています。


環境保護への高い意識も特徴で、多くのブランドが天然素材の利用やリサイクル、バイオデグレード性の包装などのサステナブルな取り組みに注力しています。


この記事では、オーストラリア在住歴10年以上の筆者が、海外のファッションブランドに興味がある方やオーストラリアへ留学や旅行を予定している方に、ぜひおすすめしたいファストファッションや高級ブランドをご紹介します。


オーストラリア発祥のチェックしておきたい日本未上陸ファッションブランド

ファストファッション &ミドルファッション

Kookai ($40 ~ $500)

Kookai(クーカイ)は、オーストラリアを代表するファッションブランドで、洗練されたベーシックアイテムとその高品質な生地によってカルト的な支持を得ています。


カイリー・ジェナーやケイト・ウィンスレット、ベラ・ハディッドなどの海外セレブからも高い人気を誇るブランドです。特に、ピタッとした、ボディコンシャスな体のラインを引き立てる系統の服が多いことが特徴です。色気のある女性の雰囲気を演出したい大人の女性におすすめのブランドです。


現在は日本には未上陸ですが、公式オンラインショップを通じて日本在住の方でも購入可能です。

Faithfull The Brand($80 ~$350)

Faithfull The Brand(フェイスフル ザ ブランド)は、インドネシアに拠点を置く、オーストラリア人のサラ ジェーン・アブラハムと、ノルウェー人のヘレ・テム-エンガーによって立ち上げられたファッションブランド。ヴィンテージ調のデザインや花柄のプリントが特徴で、軽やかでリラックスした雰囲気のアイテムで人気を博しています。

ブランドの強みは、バリ島のアーティストたちが手作業で製造した独自のプリント生地個性的でありながらも、エシカルで手の込んだ製造プロセスを反映しています。

やわらかで女性らしいスタイルが好みの方に魅力的なブランドとなっています。夏のリゾート旅行にぴったりの洋服が手に入れたいならよう要チェックのブランドです。


日本未上陸ですが、Net a Porterから日本在住の方でも購入が可能です。

Auguste The Label ($40 ~ $300)

Auguste The Label(オーギュスト ザ レーベル)は、オーストラリア発祥のボヘミアンスタイルで人気を誇るブランドです。

70年代から90年代のファッションにインスパイアされたビンテージ感ただようデザインが人気の秘密。柔らかなシルエットと素材が、オーストラリアの太陽とビーチに似合う雰囲気を作り出しています。

また、環境へのコミットメントもこのブランドの大きな特徴。サステナビリティに焦点を当て、環境に優しい素材や製造プロセスを採用しており、環境に敏感なファッション愛好者にも人気を得ています。

現在は日本には未上陸ですが、公式オンラインショップを通じて日本在住の方でも購入可能です。

Seed Heritage ($60 ~ $300)

Seed Heritage(シード・ヘリテージ)はオーストラリアを拠点とするファッションブランドで、主にカジュアルウェアを展開しています。シンプルでありながらも洗練された大人の女性らしいスタイルが特徴で、ミニマリストなデザインを好まれる女性に高い支持を受けています。

また、女性向けだけでなく、男性、ティーン、そして子供向けのラインも展開しており、リーズナブルな価格で家族全員がコーディネートできるようなデザインが豊富です。特に、親子でおしゃれを楽しみたい方にとっては、お勧めのブランドです。

現在は日本には進出していませんが、公式オンラインショップを通じて日本在住の方でも購入が可能です。

Witchery ($40 ~ $350)

Witchery(ウィッチェリー)は、オーストラリア発祥のファッションブランドで、カジュアルな普段着からオフィス向けのフォーマルなスタイルまで、多岐にわたるアイテムを展開しています。

洗練されたスタイルとタイムレスでクラシックなデザインをモットーに掲げ、働くオーストラリアの女性たちから強い支持を受けています。

現在は日本には進出しておらず、オーストラリア国内でのみ購入可能です。

Forever New ($20 ~ $300)

Forever New(フォーエバー ニュー)は、オーストラリア発祥の可愛らしく若々しいデザインが特徴のファッションブランド。カジュアルなデイウェアから華やかなパーティードレスまで幅広いニーズに対応しています。

花柄やレース、リボンなどの可愛らしいスタイルが好みの女性にとっては特におすすめのブランドです。

現在は日本に進出していませんが、オーストラリア、イギリス、シンガポールの店舗で入手可能です。

Gorman ($80 ~ $400)

Gorman(ゴーマン)は、1999年にメルボルンで創業して以来、そのカラフルで個性的なスタイルがすぐに注目を集めました。現在も、その独自のスタイルと遊び心あふれるアプローチにより、世界中のファッショニスタたちに愛されています。


ブランドの哲学は、ファッションを通じて楽しさと自己表現を追求すること。着るだけで元気になれるような、大胆でカラフルなデザインが特徴的です。派手で個性的なデザインが好みの方は要チェックのブランドです。日本ではあまり見かけることのないような、とてもユニークなデザインばかりなので、お土産にも最適です。


また、女性だけでなく子供向けのラインも展開しており、子供らしい遊び心たっぷりのデザインがとても愛らしい商品が揃っています。お子様がいらっしゃる方は是非チェックしてみてください。


現在は日本には進出していませんが、公式オンラインショップから日本在住の方でも購入が可能です。


Gormanについては、こちらの記事で実際のお店の写真も含めて、詳しく紹介していますので、ぜひご参照ください。

ハイファッション・高級ブランド($400~$3000)

Aje($160~ $800)

Aje(アジェ)は、親友であるエイドリアン・ノリスとエドウィーナ・フォレストによって2008年に誕生したオーストラリアのファッションブランド。着飾らないの美しさ、強さを備えた女性らしさ、そして努力を感じさせないクールでエフォートレスな雰囲気を作り出すデザインを展開しています。

エイドリアンは名高いヴェネツィア美術学校で得た教養を得ており、エドウィーナはがファッション誌RUSSHの一翼を担うライターというバックグランドの持ち主。そんなファッションに精通した二人が手掛ける大胆なシルエットと鮮やかなパターンのアイテムは国際的に名を馳せています。

さりげないのに女性的で周りと差のつく、そんなコーディネートをしたいかたに魅力的なブランドです。

現在は日本に進出していませんが、現在は日本には進出しておらず、オーストラリア国内でのみ購入可能です。

Lee Mathews ($130~ $1600)

もう一つ注目したいオーストラリアのラグジュアリーブランドがLee Mathews (リー・マシュー)。ファッション雑誌Vogue Australiaのイラストレーター兼アートディレクターとしての経歴をもつリー・マフュース自らが手掛けたブランドです。


彼女は、ブランドの哲学について、こう語っています。


もし私がワードローブの哲学を一つに縛らなければならないとすれば、それは人々の生活に深く共感する服をデザインすることでしょう。機能的で美しいデザイン。年齢を超えてシンプルでありながら、毎日身に着けることで人々の心に余裕と自信をもたらすことができるような、そんな服を創り出すことです。

彼女の手がけるアイテムは、綿、リネン、シルクなどの高品質な天然素材から作られています。大人のエレガントさと華奢な可愛らしさが融合されたデザインは、世界中の女性から人気を博しています。ふんわりとした女性らしい丸みを帯びたシルエットと、動きあるデザインが魅力的なブランドとなっています。

日本では、ビームスの公式オンラインストアか、新宿店、丸の内店、名古屋パルコ店より購入可能です。

Scanlan Theodore ($120~ $3000)

Scalan Theodore (スカーラン・セオドル)は、デザイナーであるフィオナ・スカーランと、クリエイティブダイレクターのギャリー・セオドルのデュオが手掛ける、1987年から続く、オーストラリア・メルボルン発のラグジュアリーデザイナーブランド。

その洗練されたスタイルと、オフィスからアフターファイブまで対応できるクラシックでミニマリストなデザインがオーストラリアの働く女性から熱い支持を得ています。

ワンランク上の仕事着を手に入れたい大人の働く女性にとって、とても魅力的なブランドです

現在は日本に進出していませんが、オーストラリア、アメリカの店舗で入手可能です。

Zimmerman ($120~ $4000)

Zimmermann(ジマーマン)は、オーストラリア発の高級ファッションブランド。シドニー生まれの姉妹であるニッキー・ジマーマンとシモン・ジマーマンによって1991年に設立されました。

豪華で大胆なプリントやフリルやレースたっぷりの女性らしくゴージャスなデザインは国際的にも注目を集めており、ビヨンセ、ケンダル・ジェナー、マーゴット・ロビーなど多くの海外セレブリティもご用達のブランドとなっています。


現在は日本に進出していませんが、オーストラリア、アメリカの店舗で入手可能です。

Silk Laundry ($160~$5500)


Silk Laundry(シルクロンドリー)は、2015年に設立されたオーストラリア発祥のブランドです。創設者兼クリエイティブディレクターであるケイティ・コロディンスキーは、着回しのできるデザインに強いこだわりを持ち、そのシンプルでラグジュアリーなデザインは世界中のミニマリストから注目を浴びています。

また、取り扱っている多くのアイテムは100%シルクで製造されており、環境に優しいサステイナブルな素材の選択にも力を入れています。高品質なベーシックアイテムで着回し力を追求する女性にとって、必見のブランドです。

現在は日本には進出しておらず、オーストラリア国内でのみ購入可能です。

Orton ($180~ $1000)

Orton(オートン)は1938年にボイド・レーンによってシドニーで創立され、当初は高級なヨーロッパの織物の輸入業者としてスタートしました。現在も高品質な素材の選定に力を注ぎ、その伝統を大切にしています。

オートンは、無駄のない、実用性のあるワンランク上の普段着をデザインすることに焦点を当てています。コレクションには、大胆で豪華な柄のワンピースや、リラックスしたシルエットのリゾートウェアを中心に展開されています。海外ブランドらしい斬新なアプローチとオーストラリア独自のリラックスしたスタイルを融合させたデザインが特徴です。

海外リゾートへ旅行ためのリゾートウェアをお求めの方は要チェックのブランドです。

現在は日本には進出しておらず、オーストラリア国内でのみ購入可能です。

Saba($130~ $1000)

Saba (サバ)は、オーストラリアのサラリーマン、OLご用達のオフィスウェアブランドです。1965年にジョー・ザバによって設立され、働く人々に自信を与えるデザインを追求するために誕生しました。SABAが手がけるすべての服は、フォーマルでありながらも堅苦しくなく、古臭さのないタイムレスなスタイルを追求するビジョンに基づいてデザインされています。

オフィスコーデはもちろん、お子さんの学校行事などのフォーマルなシーンでも活躍するアイテムが豊富にそろっており、ワンランク上のフォーマルウェアをお求めの方には非常に魅力的なブランドと言えます。

現在は日本には進出しておらず、オーストラリア国内でのみ購入可能です。

 

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